2021年の作品
ホームへ
「年代ごとの作品」へ
完成した作品から順次掲載しています。
上の段ほど新しい作品になります。
20






甲斐駒ヶ岳

80×34㎝
合板・和紙・油彩

2006年の作品をリメイクしました。
あの神々しさを絵画で表現したかったのですが、なかなか上手く出来なかった。再々再度の挑戦でした。


19






清 流

90×31㎝
合板・和紙・油彩

2016年の作品に加筆しました。
山奥で綺麗な水に見入っていた時、初めて見る鳥がやってきました。
すかさず撮影し、帰って調べたらミソサザイという鳥でした。スズメより小ぶりで薮に潜むということ。綺麗な声で囀るとの事。確かにひとしきり鳴いていました。
その後渓流に差す光とヤマメと合わせて描いてみようと思い制作した作品でした。


18






悠久の地

60×90㎝ 合板
油彩

2000年作品整理で出てきたもので、ホームページに未掲載の作品です。修復を終えました。
ヨーロッパを旅した記憶に、私なりのイメージを重ねました。石造りの街には長い歴史
を感じました。そこには変わらぬ生活が受け継がれているように思います。
今で言う持続可能な社会ではないかと。


17







山 水

60号変形 合板
和紙・油彩

以前の作品に加筆しました。青色と微妙な色あいにこだわりアクリルで制作しましたが、今回は少し他の色を使い油彩で展開しました。自分の空間表現にこだわった結果です。


16





すみれ

10.5×15.8㎝
合板
油彩

すみれを描いていたのですが、突然ひらめき風景と組み合わせてみました。ダブルイメージのような作品です。心象風景でもあります。小さな作品です。


15 




 


月の雫

サムホール変形
和紙
アクリルガッシュ

納得できず、加筆した作品です。時間が経つと、以前は、それで良いと思った作品が、目から鱗さながら、こうすれば良かったのだというイメージが湧き、また描き進められるようになる事があります。それが私には、あたりまえになってきました。
私にとって、完成とは、本当に解らなくなってきました。


14






秋 霧

39×91㎝ 合板
油彩

またまた、以前の作品に納得できず、加筆しました。もう何度加筆している事か。
やっと何かが見えてきました。霧と陰を色で表現しようとしていましたが、少し納得で
きる感じになりました。


13




 




4号 合板
油彩

私の中の森です。沢山の森との触れ合いで形成された森です。絵画にする、造形することで造られるものです。
かつて絵画は、写真との差別化を図り進化した歴史があったと思います。
私の造形は、多分に写真的ですが、写真とは違う造形表現です。


12






秋 霧

39×91㎝ 合板
油彩

以前の作品が、納得できず加筆しました。秋霧(あきぎり)は、秋にたちのぼる霧のことです。
以前は、秋の日差しを描きましたが、色の展開ができず気になっていました。霧の情景にすることで、白、紫を加える事ができました。


11






すみれ

15×28.5㎝
和紙・アクリルガッシュ

山のタチツボスミレが5つ並んでいました。ちょうど咲いたばかりのようでした。
山の空気感も含めて描きたいと思いました。


10 






早 春

10号変形 合板
油彩

これも以前の作品に加筆したものです。樹が芽吹き始める頃の早朝を設定して描きました。
山歩きで、よく目にする富士山を中央に配置しています。最終的には、ここに目がいくように考えました。
私にとっては身近な日常です。

09 







4号 合板・和紙
油彩

これも以前の作品に加筆したものです。以前は、大地が少しあったのですが、消して全部、空にしました。空に無限に視線が吸い込まれるのが好きです。心がすーっとします。
08




 

月のこもれび

サムホール変形
和紙・アクリルガッシュ

以前の作品に、加筆したものです。このパターンが多くなりました。完成と思っても
しばらくすると気になる点に気づきます。
終わりがありません。

07





早 春


91.5×44.5㎝
合板
アクリルガッシュ鉛筆

赤紫の花は、トウゴクミツバツツジです。
普通のミツバツツジは、おしべが5本ですが、このあたりでは10本あり、このような名前がついたらしいのです。私の中では、早春の色の一つです。このような崖を好むようです。
山歩きの途中で出会った風景です。

06






水 鏡

25×37㎝
和紙・アクリル

2016年制作、
2021年加筆。
イメージ画です。

心に積もったものが、形になった作品です。少し年月が経ち、また描き込む事ができました。
心象を描くのは楽しいことです

05






35.5×67.5㎝
合板・油彩

以前の作品に加筆しました。アクリルで描いていたものに、油彩で描き込みました。
私の中の秋の風景です。改めて油彩の方が空間表現が上手くいくように思っています

04





夜明け

32×57.7㎝
油彩

コロナ禍の中、明るい今後を願い描いた作品です。少しでも安らぎを感じて頂ければと思いました。
私が安らぎを感じるのは、やはり自然です。冬は特に空気が澄んで日の出前の空が綺麗です。刻々と変わる空を日々楽しんでいます。
また、元気を貰っています。

03









19.7×30.5㎝
アクリルガッシュ

以前の作品に、加筆したものです。写実的だったのですが、心象的な表現へと変更して描き込んでみました。
この並びのスミレを見つけた時の気持ちを乗せています。

02 





月 夜

SM  油彩

以前の作品に加筆したものです。気になっていた点が、改善されたように思います。
私の作品は、基本的に心象風景なので、心が揺れると絵も揺れてしまいます。なかなか、こうだと言いきれない難しさがあります。

01





ひかりのもり

39.3×91㎝
合板・和紙
アクリル

森に降り注ぐ光をテーマに、様々な樹を組み合わせて描きました。実際にはない風景です。また、今回は、アクリル絵の具のニスを使ってみました。アクリルの細かさとトーンの微妙さを両立させることを考えて。

  ページトップへ  ホームへ